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WordPress、対象外と確認必要どっち?4分で判断できる比較表

著者: マサシ読了時間: 5分
WordPress、対象外と確認必要どっち?4分で判断できる比較表

こんにちは、マサシです。

「本体の自動更新をオンにしておけば、もう安心」という話を、よく見かけます。

ただ、2026年7月に見つかった脆弱性「wp2shell」では、話が変わります。

自動更新を止めていたサイトや、古いバージョンのまま止まっていたサイトは、強制更新の対象から外れていました。

自分のサイトが、その「対象から外れていた側」ではないか、不安になることはありませんか。

私も以前は、自動更新をオンにしてさえいれば、それ以上は自分で確認しなくていいと思っていました。

結論:自動更新がオンでも、バージョン表示は自分の目で確認する

多くの場合、自動更新がオンになっているだけでは、安全とは言い切れません。

理由は、無効化されていたサイトが、強制更新の対象から外れていたからです。

古いバージョンのまま止まっていたサイトも、同じように対象から外れていました。

この先の判定表を上から当てはめれば、自分のサイトが今すぐ確認すべき側か、様子を見てよい側かが4分で分かります。

バージョン表示を自分の目で確認しておけば、対象から外れていたことに気づけます。

気づけば、乗っ取りの穴を放置する事故を防げます。

判断が分かれるのはこの3点

分かれ目になるのは、次の3点です。

  • 自動更新が無効になっていないか
  • 今のバージョンが、影響を受ける範囲に入っていないか
  • 管理画面のユーザー一覧に、見覚えのない管理者が増えていないか

バージョンの確認は、管理画面の「ダッシュボード」→「更新」を開けば見られます。

wp2shellの対象は、WordPress本体の6.8.0〜6.8.5・6.9.0〜6.9.4・7.0.0〜7.0.1です(IPAの注意喚起、https://www.ipa.go.jp/security/security-alert/2026/alert20260722.html)。

修正版は6.8.6・6.9.5・7.0.2で、WordPress.orgチームはこの範囲のサイトに強制アップデートを実施したと説明しています(ITmedia、https://www.itmedia.co.jp/enterprise/spv/2607/28/news014.html)。

ただし、自動更新を無効にしていたサイトには、この強制アップデートは適用されません。

実際、WordPressを使う組織の約20%で、該当するバージョンが検出されたという調査結果もあります(ScanNetSecurity、https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2026/07/30/55814.html)。

管理者ユーザーの確認は、見た目の表示だけでは分からないところです。

ユーザー一覧と、ログインの履歴に、知らないアカウントや知らないアクセス元が無いかを見ます。

判定表

自分のサイトの状態を、上から順に当てはめてみてください。

WordPressのバージョンと管理者確認の状態から、今すぐ対応が要るか様子を見てよいかを判定する表

こうなっていたら判定次にやること
自動更新が無効、またはバージョンが6.8.0〜6.8.5・6.9.0〜6.9.4・7.0.0〜7.0.1のいずれか今すぐ管理画面から手動で6.8.6・6.9.5・7.0.2のいずれかに更新する
自動更新は有効だが、現在のバージョンを自分の目で確認したことがない今すぐ管理画面の「更新」画面でバージョン表示を確認する
バージョンは修正済みだが、管理者ユーザーの一覧を確認したことがない様子を見るユーザー一覧とログイン履歴を月に1回確認する
バージョンが修正済みで、管理者ユーザーも確認済み対象外今のままで大丈夫(半年に1回見直す)

目安: 1行1分

例外:複数の担当者がいるサイト

判定表どおりに進めないほうがよい場合もあります。

複数の担当者で管理しているサイトでは、見覚えのないユーザーが、実は別の担当者が追加した分だったということがあります。

その場合は、すぐに削除する前に、担当者どうしで声をかけ合って確認したほうが安全です。

やめた判断

以前は、自動更新をオンにしてさえいれば、バージョンを自分で見にいく必要はないと判断していました。

この判断をやめたのは、今回のwp2shellで、自動更新が効かないサイトが残っていたと知ったからです。

今は、本体の更新画面を月に1回は自分の目で確認するようにしています。

同じテーマの記事として「WordPressを安全に守るための超基本:4つの習慣で十分なセキュリティ入門」も置いています。

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