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【Q&A】問い合わせフォームの営業メール疑問5つ|7分で読める現役の答え

著者: マサシ読了時間: 7分
【Q&A】問い合わせフォームの営業メール疑問5つ|7分で読める現役の答え

こんにちは、マサシです。

問い合わせフォームに届く営業メールが増えたときは、まずページに書いてあるメールアドレスを疑います。

フォームの入力制限より、メールアドレスの書き方のほうが入り口になっていることが多いからです。

問い合わせフォームに、営業メールばかり届いて困っていませんか。

私も以前は、自社サイトのヘッダーとフッター、プライバシーポリシーのページに、連絡先のメールアドレスをそのまま文字で書いていました。

Gmailで「お問い合わせ」のラベルを付けたメールを実測で数えたところ、134件のうち、多くはそのメールアドレス宛ての一斉配信でした。

出典: 自社のGmail記録を2026-10-29に確認した数字です。

同じ文面のメールが、宛名の部分だけ空欄のまま、月に何度か届いていました。

フォームを疑う前に、まずページ側を確認したほうがいいと気づいたのは、このときです。

問い合わせフォームそのものに不具合がなくても、ページの作り方しだいで営業メールが増える、ということでもあります。

Q1. 問い合わせフォームに営業メールが増えるのはなぜですか

多くの場合、原因はフォームの入力項目ではなく、ページのどこかに書いてあるメールアドレスです。

ページのソースコードに「@」を含む文字列があると、収集用のロボットがそれを読み取り、一覧にして集めていきます。

集めたアドレスは、営業の一斉配信リストとして使われます。

フォームを経由せず、そのアドレス宛てに直接送られてくるので、reCAPTCHAや文字数制限では防げません。

「mailto:」で始まるリンクも、同じようにロボットに読み取られます。

クリックすればメールソフトが開く便利な書き方ですが、ソースコードの中には文字列としてそのまま残ります。

問い合わせフォームと同じサイトの別ページに、同じメールアドレスを文字で書いていれば、そこが入り口になっている可能性があります。

フォームだけを見直しても、ページ側のアドレスが残っていれば、届く数は減りません。

逆に言えば、ページ側のアドレスを減らすだけで、フォームの設定を何も変えなくても、届く数自体は減らせます。

Q2. メールアドレスをそのまま書くと、具体的に何が起きるのですか

自分のサイトで確かめたところ、トップページとプライバシーポリシーのページに、同じメールアドレスが3〜5件ずつ、文字のまま載っていました。

ヘッダーのリンク・フッターのリンク・本文中の案内文、それぞれに同じアドレスが書かれていた形です。

このアドレス宛てに、宛名が空欄のままの一斉配信が、同じ時期に何度も届いていました。

件名も本文もほぼ同じで、送信日だけが数日異なる、という届き方でした。

宛名の部分が「_様」のまま空欄だったのも、手作業ではなく一斉配信であることの手がかりになりました。

フォームを経由した営業メールは、人が手で書いた文面が数通あるだけで、件数としてはごく少数でした。

つまり、フォームからの営業よりも、ページに書いたメールアドレスからの一斉配信のほうが、件数としては大きな割合を占めていました。

ページを見直すほうが、フォームを見直すより効果が大きい、という順番になります。

Q3. 本当に営業かどうかは、どうやって見分ければいいですか

本文に出てくる言葉から、ある程度は判定しています。

「相互リンク」「外部パートナー」「ご放念」のような、営業メールによく出てくる言葉が本文にあれば、件名の先頭に印をつけて仕分けます。

メール自体は捨てずに受け取り、件名を見ただけで仕分けられるようにしておくだけなので、見落としにはなりません。

実際に届いた4件で確かめたところ、営業の2件には印がつき、ふつうの相談・問い合わせの2件には印がつきませんでした。

最初に用意した言葉は、片手で数えられるくらいの数です。

多くても少なくても仕分けの精度が落ちるので、まずは実際に届いたメールの言い回しだけを見て決めました。

判定に使う言葉の数は、最初は少なめにしておき、見分けがつかなかったメールが出てきたら、そのときの言い回しを追加していく進め方にしています。

言葉を増やしすぎると、ふつうの問い合わせまで営業と判定してしまうので、増やすときは慎重にしています。

迷ったときは、印をつけずに普通の件名のまま受け取るほうを選んでいます。

ただし、この方法で全部を見分けられるわけではありません。

営業に使われる言葉を使わずに書かれたメールは、そのまま通常の問い合わせと同じ件名で届きます。

見分けきれない分は残る前提で、少しでも仕分けられる分を減らす、という考え方です。

Q4. 失敗したことはありますか

あります。

メールアドレスをそのまま文字で書くのは、特別なことではなく、どこのサイトでも見かける普通の書き方だと思い込んでいました。

実際には、そこがロボットに拾われる入り口になっていました。

今は、ページにメールアドレスをそのまま書くのをやめ、ユーザー名とドメインを分けて持ち、表示するときにブラウザの中で組み立てる形に直しました。

ソースコードの中には、メールアドレスの文字列がそのまま残らない形です。

直した後、本番の複数ページのソースコードを1件ずつ確認しました。

平文のメールアドレスは0件でした。

表示そのものは前と同じで、クリックすればメールソフトが開く動きも変えていません。

見た目を変えずに、ソースコードの中だけを直す形にしたのは、普段メールで連絡をくれる相手を困らせたくなかったからです。

Q5. 今日なにをすればいいですか

まず、自分のサイトのトップ・問い合わせ・プライバシーポリシーのページを開いて、メールアドレスがそのまま文字で書かれていないか確認してみてください。

ページを開いた状態で「Ctrl+F」(Macは「command+F」)を押し、「@」と入力して検索すると、すぐに見つかります。

  • 自分のサイトのトップ・問い合わせ・プライバシーポリシーのページで、メールアドレスが文字のまま書かれていないか(ページ内検索で「@」を探す)
  • 問い合わせフォームとは別に、メールアドレスを直接書いた案内が残っていないか(ヘッダー・フッターも確認)
  • 届いたメールの本文に、営業メールによく出る言葉が無いか(相互リンク・外部パートナー・ご放念など)
  • 同じ文面・同じ宛名のメールが、月に何度も届いていないか(一斉配信の可能性)
  • フォームのreCAPTCHAや文字数制限が、実際に効いているか
  • 本当に連絡をとりたい相手には、フォーム以外の連絡手段も伝えてあるか

問い合わせフォームの営業メールを見分ける6つの確認項目

一度に全部直さなくても、メールアドレスを書いたままにしている場所を1つ減らすだけで、届く数は変わってきます。

様子を見ながら、少しずつ直していくくらいで十分だと感じています。

すでに他のサイトやサービスに登録してしまったアドレスには、直した後も届き続けます。

それでも、新しく拾われる分を減らしておけば、これから増える数は変わってきます。

まずはページを開いて、メールアドレスがどう書かれているかを見るところから始めてみてください。

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