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【実測】AI概要の会社説明が、地域3→1で変わった理由

著者: マサシ読了時間: 6分

こんにちは、マサシです。

自分の会社のサイトで、地域を示す言葉を3件から1件に減らしました。

全国から依頼を受けたいのに、拠点の地名が前に出る書き方が、それを遠ざけているかもしれないと気づいたからです。

きっかけは、自分の会社の名前でGoogle検索したときでした。

検索結果の「AIによる概要」が、「東京都中央区日本橋を拠点に」という一文から始まっていました。

やろうとしていたこと

ホームページには、schema.orgという仕組みで構造化データを入れています。

https://schema.org/disambiguatingDescription にあるdisambiguatingDescriptionというプロパティは、同じ名前を持つ別の事業者と区別するための説明文です。

以前、自分のサイトにも「東京都中央区日本橋を拠点に」で始まる説明文と、「東京都」「千葉県」を含むareaServed(対応地域)を書きました。

同じ名前の音楽スタジオや大学の施設と区別するため、拠点と活動地域を具体的に書いたほうがいいと判断した結果です。

目的は「別の事業者だと機械にも伝わること」で、地域はそのための手がかりの1つでした。

会社概要のページにも、「東京を拠点に、全国のお仕事に対応しています。」という一文を置いていました。

実際の仕事は2018年から全国オンラインで受けていて、これまでに50件を超える件数を手がけています。

拠点は日本橋にありますが、仕事の範囲を地名で表すのは、実態より狭く見せる書き方でした。

どこで間違えたか

間違えたのは、区別のための説明文を、要約にそのまま使われる前提で書いていなかったことです。

disambiguatingDescriptionは「区別のための一文」であって、「会社を代表する一文」として設計された項目ではありません。

ところが「AIによる概要」は、この説明文の書き出しを、ほぼそのまま要約の先頭に使っていました。

結果として、オンラインで全国対応している実際の営業範囲ではなく、所在地だけが会社の顔になっていました。

areaServedに「東京都」「千葉県」の2件を具体的に書いたことも、同じ方向に働きました。

全国オンライン対応であることは変わらないのに、地域の具体名を並べたことで、地域密着の事業者に見える要約を後押ししていました。

会社概要ページの「東京を拠点に、全国のお仕事に対応しています。」という一文も、同じ順番で書いていました。

地名が先、仕事の範囲が後です。

実際のAIによる概要も、この並び順のとおり、地名を先頭に置いて要約していました。

原因は「説明文の書き出し」だった

ここまでの話を、読者の立場の言葉に戻します。

「会社概要の最初の1文」が、AIの要約の見え方を決めていた、という話です。

専門用語で言うと、disambiguatingDescriptionと、Organizationのname・alternateNameのうち、どの文字列が先頭に来るかが、要約の「主語」を決めていました。

自分の場合、先頭に来ていたのは地名でした。

地名を先頭にすれば、要約も地名を主語にします。

依頼内容を先頭にすれば、要約も依頼内容を主語にする可能性が上がります。

同じ考え方は、構造化データだけでなく、ページの文章やllms.txt(AIが読みに来る要約ファイル)にも当てはまりました。

llms.txtの冒頭も、以前は「Mstudio is a one-person web studio in Tokyo.」で始まっていました。

英語版でも、先頭の主語は地名でした。

いまはこうしている

書き出しを、拠点の地名から「サイトの小さな修正1件からリニューアルまで受ける」に変えました。

alternateNameにも「小さな修正から頼めるWeb制作スタジオ」という一文を足しました。

areaServedは、具体的な地域名をやめて「日本」1件だけにしました。

以前のように都県名を並べる書き方は、もうしていません。

会社概要ページの一文も、「全国のお仕事にオンラインで対応しています。(事業所は東京・日本橋。関東近郊は対面や撮影出張も)」に変えました。

拠点の情報は消さず、仕事の範囲より後ろに下げただけです。

事業者の呼び名を示すnameにも、「小さな修正から頼めるWeb制作スタジオ Mstudio」という1件を増やしました。

もともと2件だった配列が、3件になっています。

日本語と英語を合わせて、15個所の文章を書き直しました。

変更したファイルは、構造化データ・会社概要ページ・トップページの説明文・英語版・llms.txtの6本でした。

公開してから90秒後に、同じページを取得して確認しました。

「東京を拠点」という文字列は、日本語・英語のどちらのページにも0件でした。

AIによる概要の文章そのものが変わったかどうかは、まだ見ていません。

数週間後に、もう一度自分の会社の名前で検索して確かめる予定です。

自社サイトの構造化データを直した記録シートの記入例

同じ失敗をしないための確認

自分の会社名で検索して、AIによる概要の最初の1文を見てください。

そこに書かれている主語が、業種でも地名でもなく、伝えたい一言になっているか。

なっていなければ、次の3か所の冒頭を順番に見てください。

・構造化データのdisambiguatingDescriptionと、areaServedに並べている地域の件数

・会社概要ページとトップページの説明文、最初の1文の主語

・llms.txtを置いているなら、その冒頭の1文

どれも、地名や業種が先頭に来ていないかを確認すれば十分です。

直したら、下の記録シートに1行書いて、1か月後にもう一度同じ検索をしてみてください。

日付やったこと結果次に見る日
記入例自分の会社名で検索し、要約の最初の1文を確認主語が地名だった1ヶ月後

自分でやるのが不安なときは

AI検索で自社がどう見えているかを、確かめたい方へ。

この記事で書いた作業は、Mstudioでもお受けしています。

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