
目次
こんにちは、マサシです。
PageSpeed Insightsの点数が、何もしていないのに下がっていた——そんなことはありませんか。
結論から言うと、多くの場合はサイトのせいではありません。
測定そのものの揺れか、Google側の仕様変更が原因であることがほとんどです。
私も以前は、点数が下がるたびに自分のサイトを疑っていました。
あとから分かったのですが、何もしていないのに点数が上下するのは珍しいことではありません。
Q1. サイトを変えていなくても、点数は下がりますか
下がります。
Googleは、PageSpeed Insightsの点数が物理的な測定値ではなく、サイト側を変更していなくても時間の経過で変わることがあると説明しています(https://www.searchenginejournal.com/google-pagespeed-insights-score-can-change-regardless-of-changes-to-a-site/291795/)。
同じURLを続けて測定しても、1回ごとに最大15点ほどの差が出ると報告されています。
この仕組みを知っておけば、点数が少し下がるたびにサイトを疑って、プラグインや画像を無駄に見直す手間を減らせます。
測定するたびに通信の速さや端末の状態が違うので、1回の結果だけで良し悪しを決めるのは早すぎます。
Q2. 点数が下がったとき、まず何を見ればいいですか
まず、レポートの「ラボデータ」と「フィールドデータ」のどちらが下がっているかを見ます。
ラボデータは、決まった条件で1回だけ測定した結果です。
フィールドデータは、実際にサイトを訪れた人たちの端末から集めた数字です(https://web.dev/articles/lab-and-field-data-differences?hl=ja)。
ラボデータだけが下がっていて、フィールドデータが変わっていないなら、実際の訪問者には影響が出ていない可能性が高いです。
フィールドデータのほうは、Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」の画面に出ています。
ここの数字が落ちていないなら、急いで手を入れる必要は薄いと判断しています。
Q3. 表示されている診断の項目が、急に減ったのはなぜですか
Lighthouse 13への更新で、古い診断項目が新しい「インサイト」という形にまとめられたからです。
Chromeの公式ブログによると、この更新は2025年10月10日に公開され、PageSpeed Insightsには1週間ほどで反映されました(https://developer.chrome.com/blog/lighthouse-13-0?hl=ja)。
Chromeの安定版にはChrome 143で入るとも案内されています。
ここで誤解しやすいのが、点数そのものの計算方法です。
公式ブログでは、今回変わったのは採点の対象外になっている診断だけで、点数の計算方法自体は変えていないと説明されています。
つまり、診断の見た目が変わっても、点数が下がった直接の原因ではありません。
Q4. 失敗したことはありますか
あります。
以前は、点数が3点下がっただけでも、プラグインを1つずつ止めて原因を探していました。
半日かけて原因を探しても、次に測定したら点数が元に戻っている、ということが何度かありました。
今は、まず3回測定して、同じ下がり方が続くかを確かめるようにしています。
1回だけの変化なら、原因探しはいったんやめるようにしました。
Q5. 今日なにをすればいいですか
今の点数を見て不安になったら、次の順番で確認してみてください。
- 同じURLをあと2回測定し、点数の幅を確認する(PageSpeed Insightsの「分析」ボタンを押し直す)
- 「ラボデータ」と「フィールドデータ」のどちらが下がっているかを見る(レポート上部の表示)
- Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」で、実際の訪問者の数字を確認する(Search Console左メニュー)
- 消えた診断項目がないか、「合格した監査」の折りたたみを開いて確認する(レポート下部)
- 直近で画像・プラグイン・テーマ・外部スクリプトを追加していないか振り返る(管理画面の更新履歴)
- 1回の点数の上下だけで判断せず、1週間ほど様子を見てから対応を決める
同じテーマの記事として「WordPressサイトを速くする7ステップチェックリスト(初心者でもできる)」も置いています。
点数の上下に振り回されるより、フィールドデータの実際の数字を定点で見ておくほうが、判断がぶれにくくなります。
自分でやるのが不安なときは
どこに頼めばいいか分からない小さな困りごとも、一言からで大丈夫です。
サイトの制作から、小さな修正・保守まで、Mstudioでお受けしています。
どのサービスに当たるか分からない方に向いています。
直したいところやお困りごとを、1行で送ってください。

